3月2日、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖。
WTI原油先物は攻撃前の1バレル60ドル台から、4月7日に一時112.95ドルまで急騰した。
「とんでもない世界」が、すぐそこまで来とる。
CPA受験生として勉強してるとはいえ、いざ自分の生活に直撃するとなると話は別や。この状況を、PT視点とCPA受験生視点の両方で「監査」してみる。
「遠い中東の話」やあらへん。日本がどれだけホルムズ海峡に依存してるか、数字を見たら背筋が凍る。
「すぐにガソリンが消えるわけやない」——備蓄は8か月分ある。でも政府はすでに備蓄放出を開始しており、「危機対応フェーズに入った」のは事実や。一時停戦の合意はあったけど、イスラエルのレバノン攻撃でまた封鎖を表明する展開になっており、原油価格は当面90〜100ドル台での高止まりが見込まれてる。
インフレには「良い」と「悪い」がある。今の日本を襲ってるのはどっちか。
悪いインフレ(コストプッシュ):原材料費や燃料代が上がって、景気に関係なく物価だけが上がる。今の日本はまさにこれや。
原油30%上昇で何が上がるか——洗剤約10%、シャンプー約7%、電気代約6%、野菜・肉・卵も輸送コスト上昇で約2%弱。「物価は上がるけど、給料は上がりにくい」というスタグフレーションのリスクが現実化しつつある。
さらに円安バイアスが追い打ちをかける。イラン情勢の長期化で日銀の利上げが後ずれすると観測されており、円安→輸入物価上昇→さらなるインフレという悪循環や。
ここで、PTとしての「リアルな悩み」にぶち当たる。
普通の商売なら、仕入れ価格が上がれば商品の値段に転嫁できる。でも俺らの「商品」であるリハビリの値段は、国が決める「診療報酬」でガチガチに固定されとる。
CPA的に見ても、これは極めてリスクが高い「マージン・スクイーズ(収益圧迫)」状態や。
インフレの世界で、保険診療一本で給料が勝手に上がるのを待つのは、正直かなり分が悪い賭けやと思う。
このタイミングで車を買うのか?と思われるかもしれんけど、イラン情勢を見てると「これでよかったんや」という確信に変わる。
ガソリン代が200円、300円と跳ね上がる未来。毎日、山あいの古民家から訪問リハビリや通勤で走り回る俺にとって、ガソリン車を維持し続けるのは「中東のリスクを自分の家計に抱え込み続ける」ようなもんや。
EVなら、燃料は「電気」。古民家の200V工事も終えたし、夜間の安い電力を活用できる。でも、俺の狙いはもっと先にある。
「乗り潰した先」にある、古民家オフグリッド計画
5年、10年と乗り潰した後は、そのまま古民家の「巨大な家庭用蓄電池」として余生を過ごしてもらう計画や。EVのバッテリー容量は家庭用蓄電池の5〜10倍。車としての価値がゼロになっても、74.7kWhの「蓄電資産」としてB/Sに残り続ける。
それまでに太陽光発電をさらに増やして、将来的には「オフグリッド(完全自給自足)」を実現したい。最近話題のペロブスカイト太陽電池みたいな次世代技術が普及すれば、100年モノの古民家の屋根や壁がそのまま発電所に変わる日も近いかもしれん。
これこそが、コストプッシュインフレ時代における最大の防御であり、攻めの自己肯定やと俺は思っとる。
「悪いインフレ」が来るのを嘆いても、仕組みを恨んでも、俺らの生活は守れへん。
CPAの勉強で「数字」を冷徹に読みつつ、トレイルシーカーという「攻めの資産」でリスクを分散する。これが38歳、古民家住まいのPTが出した、今のところの最適解や。
「とんでもない世界」でも、俺らは止まれへん。
アニマル・スピリットを燃やして、明日への俺をアップデートし続けるで。
——明日を俺の力で(Asuore)