明日オレ|「なんとなく」生きてきたPTが、公認会計士を目指すブログ

15年目の現役理学療法士が、まさかの公認会計士試験に挑戦!日々の勉強記録、仕事の気づき、自然と共生する未来への雑記ブログ

「不足の正体」——ナフサショックとAI台頭の裏で、僕たちが本当に失ってはいけない「1」の話。

この記事は個人的な見解や。川崎重工の水素ナフサ技術はまだ提案開始段階で商業化時期は未定。CPA試験・AI活用に関する内容は個人の体験に基づくものや。
2026年5月、日本が直面する「物理的な不足」と「役割の不足」——その両方に共通する、たったひとつの答え
2026年5月、日本は二つの「不足」に直面してる。

ひとつ目——物理的な不足。ホルムズ海峡の実質的な封鎖でナフサ価格が歴史的高値を更新し、あらゆる製造現場から悲鳴が上がってる。

ふたつ目——役割の不足。AIエージェントの普及で「人間の仕事がなくなる」という不安が社会を覆ってる。

でもな、この「不足」の正体は、単なる資源の欠乏や技術の進化やない。

本当の不足は、「自分だけの『1』を作り出す能力」の不足やないか——俺はそう思う。

 
物理的な不足への反撃
川崎重工が示す「0を1にする」意志 攻めのリハビリ

先日紹介した川崎重工の「水素からナフサを作る技術」。これこそが、物理的な「不足」への一つの正解や。

素材がなければ、別のルートで自分たちで作る。コストが高くても、依存を断ち切るための「1」を確保する。

PTとして言えば——「廃用性萎縮」の話やねん。使わなければ、作らなければ、その能力は永遠に失われる。

「モノがないから仕方ない」と諦めた筋肉は、二度と戻らへん。川重の挑戦は、日本という身体の機能を維持するための「攻めのリハビリ」そのものや。

重要なのは「今すぐ儲かるかどうか」やない。「いざという時に使える選択肢を持ってるかどうか」——これがオプション価値の本質やねん。

川崎重工の水素事業目標2030年:3,000億円 / 2040年:5,000億円規模
今はまだ「提案開始」段階——でもこの「提案できる能力」が国ののれんになる
🔥 ここが一番重要な論点や

コストが高くても「1」を持つことが、国の強さや。
文化も、歴史も、思想も、技術も——「今すぐ経済的利益を生まへんもの」を抱え続けることが、日本の「のれん」を守ることやねん。

本質的な不足
AI時代にこそ、手動計算を捨ててはいけない理由 CPA受験生の本音

ここで、もう一つの「不足」の話をしたい。AIの活用、俺は大賛成や。でも「AIができるから、手動の計算はいらん」「基礎を飛ばして効率だけを追う」というのは、絶対にちゃうと思う。

今の風潮はこうなりがちや——

「AIが答えを出すから、プロセスは知らなくていい」
「基礎を飛ばして効率だけを追い求める」

でも、俺の考えは真逆や。

CPA試験の勉強をしていて痛感する。AIは仕訳を一瞬でやるし、計算ミスもせえへん。でも、その数字が「正しいか」「会社をどう変えるか」を最後に判断するのは人間や。

計算プロセスを泥臭く学ぶのは「AIの答えを監査するための、自分だけのモノサシ」を脳内に作るためや。

PTとして言えば——体の動きをAIが解析してくれても、患者さんの「ちょっと今日はしんどそう」という微細な変化を読み取るのは人間しかできへん。その「読み取る力」は、基礎的な解剖学・生理学・臨床経験という「泥臭い積み重ね」があってこそやねん。

AIに勝てないかもしれない。でも、AIにできない存在にならなあかん。
「AIが加速装置」という比喩の正確な意味 CPA×PT的解剖

「AIはあくまで加速装置」という言葉、もう少し深掘りしたい。

加速装置は「加速するもの」が必要やねん。

F1カーのエンジンがどれだけ高性能でも、ハンドルを握るドライバーの判断力・反射神経・コース読みの能力が低ければ意味がない。むしろ高性能なエンジンほど、ドライバーに求められる技術水準は上がる——これがAIと人間の関係の本質やと思う。

CPAとして言えば——AIが「この会社の財務には異常値がある」と指摘してくれる時代が来ても、「その異常値が粉飾なのか・景気変動なのか・経営者の悪意なのか」を判断するのは人間の監査人やねん。

そしてその判断力は、貸借対照表の構造を手で書いて覚え、連結仕訳を泥臭く解いて身体に染み込ませた「基礎体力」があって初めて機能する。

AIが進化すればするほど、「AIの出す答えを正確に批判できる人間」の価値が上がる。これが逆説的なようで、実は当たり前の話やねん。

「AI以前よりも、強くなれ」——これが俺の結論や。

「ゼロより1つくれること」が、個人と国のアイデンティティ 文化・歴史・思想も同じ

ここまで書いてきた話が、全部一本の軸で繋がってることに気づく。

「コストが安ければいい」「AIに任せれば楽だ」——そんな平時の論理だけで生きてたら、いざという時に何もできへん「ゼロ」の存在になってしまう。

高くても自給できる素材技術。
不便でも自分で計算できる思考力。
一見無駄に見える文化・歴史・思想。

この「一見無駄な1」を抱え続けることこそが、国の、そして個人の「いざという時の強さ」やねん。

そして、それは財務諸表には載らへん。でも、長期的に「信頼」と「のれん」として蓄積されていく——これがCPA受験生として俺が学んでる、最も大事なことの一つやねん。
 
結論:不足の正体は、「自律」への挑戦状や

ナフサが足りないなら、水素で作る。AIが仕事をするなら、人間はもっと高みで考える。

不足を嘆く暇があったら、自分という資産に投資して「1」を積み上げ続ける——素材も、エネルギーも、そして人間の能力も。

5月の短答式試験が近い。AI時代にわざわざ会計学を学ぶ意味——それはAIに数字を任せるためやなくて、AIが吐き出した数字に「俺の意見」という魂を載せるためやねん。

「いざという時に使える選択肢」として持ち続けることが、日本の、そして俺たちの「のれん(信用)」を守ることや——俺はそう確信してる。

AI以前よりも、強くなれ。
不足の時代に、自分だけの「1」を。

2026年、日本のリハビリ。俺のアップデートは止まらへん。

明日を俺の力で(Asuore)

「水素からナフサ」が救う日本の足腰。川崎重工が放つ、素材危機への"逆転の処方箋"

この記事は2026年5月12〜13日の報道情報をもとにした個人的な見解や。川崎重工の水素ナフサ技術はまだ「提案開始」段階であり、商業化時期・コスト・対象顧客は非公表の部分が多い。最新の公式情報を確認してな。
2026年5月12日 川崎重工決算説明会——「知らない人がまだ多い」技術が、日本製造業を救うかもしれない
旭化成がポリエチレン生産の終了を発表した翌日、川崎重工の決算説明会で橋本康彦社長が言った。

水素を使ってガソリンやナフサをつくれると知らない人がまだ多い。色々な方に紹介し期待を寄せられている

「知らない人がまだ多い」——この一言が、全てを表してると思う。

素材の自給率が低下し、ホルムズ海峡が事実上封鎖され、ナフサが高騰する今——川崎重工が放ったのは「水素からナフサを作る技術の提案開始」というニュースやった。

単なる新技術の発表やない。これは、日本製造業が長年抱えてきた「関節拘縮」への、本格的なリハビリ計画の始まりやと俺は読んでる。

 
まず正確に整理
「提案開始」という言葉の重み——今どの段階なのか CPA的・事実の監査

元の記事で「実装フェーズにある」と書いたけど、正確に整理するとこうや。

発表の内容「水素からナフサを生産する技術の提案を始めた」
対象顧客「明らかにしていない」(公式発表)
ベースとなる実績トルクメニスタンで天然ガス→ガソリン製造の商業プラントを納入(世界でも稀)
川崎重工の水素事業目標2030年に3,000億円・2040年に5,000億円規模
決算(2026年3月期)税引前損益が35.4%増益・コンセンサスを10%上回る好決算
CPA的に言えば——「提案開始」は「設計図ができた」段階や。商業化への道のりはまだある。でも「世界唯一の商業実績を持つ会社が、その技術の応用として提案を始めた」というのは、「実現可能性が高い」という強力なシグナルやねん。

Going Concernの評価に使う「実現可能性の高い資産」として計上できるレベルの技術、そう俺は判断してる。
技術の正体
「水素がナフサに変わる」仕組み——フィッシャー・トロプシュ合成の話 魔法やなくて化学の話

「水素からナフサ?魔法みたいな話やん」——そう思う人のために整理しておく。

水素(H₂)+ 二酸化炭素(CO₂) フィッシャー・トロプシュ合成(FTS) 合成ナフサ(石油化学の原料)

この「FTS(Fischer-Tropsch Synthesis)」という技術自体は1920年代からある確立された化学反応や。ナチスドイツが石炭からガソリンを作るのに使い、南アフリカのSasolが数十年にわたって商業化してきた実績がある。

川崎重工がトルクメニスタンで納入したのは「天然ガス由来の水素→ガソリン」版のGTL(ガス・トゥー・リキッド)プラント。今回の提案は、この実績を「水素+CO₂→ナフサ」に応用したものやねん。

つまり「魔法」やなくて「実績ある技術の組み合わせ」。これはCPA的に言えば「研究開発費」ではなく「ノウハウという無形固定資産の転用」に近い話や。スクラッチから作るリスクより、はるかに「回収可能性」が高い。
3つの突破口
この技術が実現したら、何が変わるのか 日本のB/Sが変わる

① 「脱・中東依存」の経済安保:
地政学リスクに振り回される「原油」ではなく、海外から運ぶ「水素」や「国内の再エネ水素」を原料にできる。ホルムズ海峡が封鎖されても、別ルートの水素でナフサを作れる——これが「供給の蛇口を自分たちでコントロールできる」ということやねん。

② 「資源の循環」という永久機関:
工場から排出されるCO₂を回収して再びナフサに戻す循環が実現すれば、カーボンニュートラル時代の最強の武器になる。「ゴミ(排出物)を宝(原料)に変える」という発想の転換や。

③ 既存設備の「リハビリ活用」——これが一番重要:
原料が「原油由来」から「水素由来」に変わるだけなので、今ある数千億円規模のポリエチレン工場をそのまま使える可能性がある。旭化成が稼働率70%台で苦しんでる工場が、「次世代クリーン工場」としての第二の人生を得るかもしれへんということや。

PTとして言えば——「機能の再定義」の話やねん。歩けなくなった足でも、支えがあれば「立位を保持する」という機能は果たせる。原油が入らなくなった石油化学プラントも、水素という「新しい原料」があれば、同じ機能を果たし続けられる。これは「廃用症候群」への最強の介入やと思う。
正直なリスク開示
「コスト」という一点の壁——CPA受験生として正直に書く 監査の誠実さ
現状の課題原油由来ナフサより製造コストが高い
損益分岐点の逆転条件炭素税の本格導入・原油価格の高止まり・水素コストの低下
CO₂回収の課題大規模なCO₂回収設備が別途必要。コストに上乗せ
商業化の見通し「対象は明らかにしていない」段階。時期は未定
でもな、ここで「コストが高いから意味がない」と結論づけるのは、CPA受験生として「Going Concern」を見誤ることやと思う。

「今は高くても、将来『作れる能力』があることの価値」——「ゼロより1をくれることが国の強さ」やねん。

戦争・紛争・地政学リスクが高まった時、「作れる能力」があることと「ない」ことでは、天と地ほどの差が出る。これは財務諸表に載らへんけど、国家の「のれん(信用力)」として機能するんや。
「ゼロより1つくれることが国の強さ」——これが今回の記事で一番大事な論点や 文化・歴史・思想も同じ

「ゼロよりコストがかかっても1つくれることが国の強さにつながる。それは、文化・歴史・思想も」、これが今回の一番深い論点やと思う。

経済学的に言えば「オプション価値」の話やねん。

今すぐ使わへんけど「いざという時に使える選択肢」には価値がある。川崎重工の水素ナフサ技術は、今は高コストでも「中東依存から脱却できる選択肢が存在する」というオプションを日本に与えてくれる。

そして「文化・歴史・思想も同じ」——これはほんまに深い視点やと思う。

能楽、茶道、柔道、漢字文化——これらは「今すぐ経済的利益を生まない」かもしれへん。でも「日本という国が何者であるか」という「のれん」を形成してきた。そのアイデンティティがあるからこそ、「日本製品への信頼」「日本への投資」という経済的価値が生まれてる。

PTとして言えば——「使わない筋肉は萎縮する」やねん。技術も文化も思想も、使い続けることでしか「能力」は維持されへん。川崎重工が「まだ知らない人が多い技術」を積極的に紹介し始めたのは、まさにその「筋肉を使い続ける」行為やと思う。
 
結論:日本はただ滅びるのではない。「知られてへん底力」がある。

旭化成がポリエチレンを捨て、川崎重工が水素ナフサを提案する——この2日間の動きは、日本の素材産業が「コモディティから撤退しながら、技術で新しい陣地を取りにいく」リハビリ計画の断片やと俺は読んでる。

「水素を使ってナフサを作れると知らない人がまだ多い」——この橋本社長の一言が、全てを表してる。日本にはまだ「知られてへん底力」がある。

ゼロよりコストがかかっても「1つくれる能力」があることが、国の強さや。技術も文化も歴史も思想も——「いざという時に使える選択肢」として持ち続けることが、日本の「のれん」を守ることやと俺は思う。

「知らない人がまだ多い」——
それは日本の希望かもしれへん。

素材の自給能力という「イチ」を、自分たちの手で作り出す。

明日を俺の力で(Asuore)

——2026年、日本の「リハビリ」はここから始まる。

「アルミ缶」と「ポリエチレン」が消える日。日本は強くなれるか?——MBK買収と旭化成撤退から考える「守り」と「攻め」の経済安保

この記事は2026年5月12日時点の報道情報をもとにした個人的な見解や。各社の公式発表や当局の情報で確認してな。
2026年5月11〜12日——2日間で飛び込んできたニュースが、日本の素材産業の「リハビリ計画」を可視化した
2026年5月11〜12日の2日間。立て続けに飛び込んできたニュースがある。

11日——MBKパートナーズがアルミ事業大手アルテミラを約1,300億円で買収、外為法審査も承認済み
12日——旭化成がポリエチレンとスチレンモノマーの国内生産を2030年度をめどに終了すると発表。

一見無関係に見えるこの2つ。でも「監査」していくと、日本の素材・製造業が今まさに「リハビリ計画」を書き直してる現場が見えてくる。
 
まず正確に整理
旭化成の「撤退」——パニックになる話ではない、でも深刻な話でもある CPA的・事実の監査

「ポリエチレンが消える!」と心配する前に、まず数字を正確に把握するのがCPA受験生の仕事やねん。

旭化成の国内シェア(低密度ポリエチレン)国内需要の約10%
旭化成の国内シェア(高密度ポリエチレン)国内需要の約17%
旭化成撤退後の国内供給他社が残るため、国内供給網への影響なし(旭化成公式)
撤退の理由国内需要の長期低迷+中国の過剰生産による市況悪化
中東情勢との関係旭化成は「中東情勢悪化が理由ではない」と明言
設備稼働率の実態70%台の低稼働が長期間続いていた
CPA的に言えば、これは「収益性の低い資産を減損する前に、戦略的に切り離す」判断や。「撤退」ではなく「選択と集中」と読む方が正確やねん。

実は同日、旭化成は三井化学・三菱ケミカルと西日本エチレン製造設備を統合(出資比率:旭化成10%・三井化学45%・三菱ケミカル45%)することも発表してる。コモディティ品から撤退しながら、エンプラ(エンジニアリングプラスチック)やタイヤ向け合成ゴムといった高付加価値製品に経営資源を集中する——これは「負け」やなくて「陣地の組み換え」やねん。
それでも怖い理由
「今は大丈夫」でも、長期的に積み上がるリスク PT的・慢性疾患の診断

「撤退後も供給に影響なし」は今の話や。長期的に見ると、別の問題がある。

PTとして言えば——「今日の血糖値は正常範囲やけど、10年後の合併症リスク」の話やねん。

ポリエチレンは「経済という身体を支える結合組織(ファシア)」のようなもんや。食品包装、医療器具、電線の被覆、農業用フィルム——目立たないが、これがないとあらゆる製品やインフラが成り立たへん。

旭化成が抜けて他社が残るとはいえ、国内生産能力の「厚み」は確実に薄くなっていく。有事(中東情勢悪化・物流停滞・中国からの輸入停止)の時に「自分たちで作れる力」が細っていくことへの危機感は持っておく必要がある。

そして今、そのリスクはほぼ「仮定の話」やない。ホルムズ海峡封鎖中の今、ナフサ(石油化学の原料)の調達が滞り始めてる。旭化成社長自身が「6月までのナフサ調達の目処をつけた」と述べ、値上げが不可避とコメントしてる。

MBKとアルテミラ
「牧野フライスはNO、アルテミラはOK」——外為法の線引きの正体 同じファンドで真逆の結果

同じMBKパートナーズが日本企業2社の買収を試みて、まったく正反対の結果になった。

❌ 牧野フライス(工作機械)
2026年4月22日、外為法に基づく「中止勧告」。2017年改正以降初の適用。理由:「軍事転用リスクが高く、防衛装備品メーカーでも使用。安保上の懸念が投資目的と両立不能」
✅ アルテミラ(アルミ缶・部材)
外為法の事前審査を通過・承認。約1,300億円の買収が進行。飲料缶中心の事業で安保上の直接的な懸念が小さいと判断
ここが今一番面白い論点や。「どこで線引きするか当局は明らかにしていない」と日経が指摘してる。

CPA的に言えば、「基準が不明確な審査」は投資家にとっての「不確実性リスク」になる。「日本に投資しても後から止められるかも」という印象が広がると、むしろ日本への投資が萎縮するというパラドックスが起きうるんやねん。

PTとして言えば——「ここは動かしてええけど、ここはあかん」という明確な指示がなければ、患者さんは何もできへん。曖昧な禁止は「全部止めとこ」という萎縮を生む。
「安くて便利」な時代の終焉——高付加価値への転換しか道はない CPA×PT的処方箋

今日の2つのニュースが示してることを、俺なりに整理するとこうや。

旭化成の「撤退と再集中」が示すもの:
コモディティ(汎用品)で中国と価格競争しても勝てへん。日本が生き残る道は「エンプラ・合成ゴムのような高付加価値品」への集中やねん。これは「弱さ」やなくて「戦略的な体重移動」や。

MBKのアルテミラ買収が示すもの:
飲料缶(安定収益)という「体幹」を維持しながら、EV部材(成長領域)への「可動域拡大」を図る——これは外資の視点やけど、日本企業自身が取るべき戦略でもある。

「安ければどこから買ってもいい」という時代は終わった。「高くても国内で作れること自体が最大の資産」という価値観へのシフトが、今まさに求められてる。

PTとして言えば——「残った筋肉を最大限に活かす戦略」を立てることが、リハビリの本質やねん。全部を取り戻そうとするんやなく、「今一番使える部位」を特定して、そこを徹底的に強化する。

日本の素材・製造業が今やってるのは、まさにそのリハビリや。旭化成がポリエチレンを捨ててエンプラに集中するのも、アルテミラがアルミ缶の収益でEV部材に投資するのも、全部「限られた体力での選択と集中」やねん。
俺との接点
補助金129万円の「選択と集中」と同じ構造をしてる 個人と産業の「リハビリ計画」

旭化成がポリエチレンを切ってエンプラに集中するのと、俺がヴォクシー売却代金と補助金を「全世界モメンタムファンド」に集中させるのは、実は同じ構造やねん。

「全部守ろうとしたら、全部弱くなる。捨てるべきものを捨てて、勝てる領域に集中する」——これがCPA試験でも出てくる「事業ポートフォリオ管理」の基本やねん。

技術と素材の「自給率」こそが、真の勢い(モメンタム)を生む。外為法で技術の流出という「負債」を断ち、外資の知見で競争力という「利益」を積み上げる。

でも今一番必要なのは、「何を守って、何を手放すか」という線引きを明確にすることや——国も、企業も、個人も。この「仕訳の精度」が、8年後の景色を決めると俺は思う。
 
結論:2026年、日本の「リハビリ」はここから始まる

ポリエチレンが国内から消えることへの漠然とした不安は、正直なところ俺にもある。でもそれは「今の供給が止まる」話やない——「長期的に日本の製造基盤が細くなる」というリスクへの危機感やねん。

旭化成が高付加価値品に集中し、アルテミラがEV部材を目指し、外為法が重要技術の流出を防ぐ——これらが噛み合えば、日本の「選択と集中リハビリ」は機能する。

でもそのためには「何を守るか」の基準が明確である必要がある。曖昧な線引きは、守りにも攻めにも機能せえへんからな。

「全部守ろうとすれば、全部弱くなる。」
日本のリハビリは、まだ始まったばかりや。

明日を俺の力で(Asuore)

——2026年、日本の「選択と集中」を見届けながら、俺は5月の試験に臨む。

「アルミ缶」の裏に潜むEVの覇権争い。外資のメスで日本は強くなれるか?——MBKのアルテミラ買収と牧野フライス中止勧告から考える「守り」と「攻め」の経済安保

この記事は2026年5月11日時点の報道情報をもとにした個人的な見解や。投資判断・法律の解釈は専門家に相談してな。
2026年5月11日——スバルの減損と外資ファンドの明暗が、日本の経済安保の「線引き」を可視化した日
2026年5月11日。同じ日に、一見無関係な2つのニュースが飛び込んできた。

ひとつ目——スバルが2026年3月期の業績を大幅下方修正。EV関連の開発資産に減損損失を計上し、営業利益は従来予想の1,300億円から400億円へ、前期比90%減という衝撃数字が発表された。

ふたつ目——アジア系投資ファンドのMBKパートナーズが、アルミ事業大手アルテミラ・ホールディングスを負債含め約1,300億円で買収、外為法の事前審査も承認済みというニュース。

この2つ、表面上は無関係や。でも「監査」していくと、これからの日本が生き残るための「守り(経済安保)」と「攻め(競争力強化)」の重要な論点が浮かび上がってくる。

スバルの「減損」——何がどれだけ下がったのか CPA的・数字の監査

元の記事で「900億円の減損」と書いてたけど、正確に整理するとこうや。

営業利益(従来予想→修正後)1,300億円 → 400億円(前期比90%減)
純利益(従来予想→修正後)1,250億円 → 900億円(前期比73%減)
主因①米国EV需要低迷+環境規制緩和でEV開発資産を減損処理
主因②中東情勢悪化による輸送停滞で販売台数が減少
スバルの対応EV投資を縮小しHV・次世代ICE車の研究開発を強化
CPA的に見て重要なのはここや——「減損処理」とは「将来この資産から見込んでいたキャッシュフローが回収できそうにない」という会計上の宣言やねん。スバルが出した答えは「EV全振りはやめる」という「戦略の修正」を財務諸表で正直に表現したということや。

実はこれ、俺が乗る予定のトレイルシーカーのスバルの話やねん。俺がEVを買うその日に、スバル自身はEVから距離を置く発表をした——このシュールな現実、笑えるようで笑えへんわ。
「牧野フライスはNO、アルテミラはOK」——外為法の「線引き」の正体 2026年最大の経済安保トピック

ここが今回一番面白い論点や。同じMBKパートナーズが日本企業2社の買収を試みて、まったく正反対の結果になった。

❌ 牧野フライス製作所(工作機械)
2026年4月22日、政府が外為法に基づく「中止勧告」。2017年の外為法改正以降初の適用。理由:「高性能工作機械は軍事転用リスクが高く、防衛装備品メーカーでも使用。安保上の懸念が投資目的と両立不能」
✅ アルテミラ(アルミ缶・部材)
外為法の事前審査を通過・承認。約1,300億円の買収が進行中。飲料缶を中心とした事業で、安保上の直接的な懸念が小さいと判断された
日経が指摘してるように「どこで線引きするか当局は明らかにしていない」——これがCPA的に一番引っかかる部分やねん。

「明確な基準なき審査」は、外国投資家にとっての「不確実性リスク」になる。「日本に投資しても、後から止められるかも」という印象が広がったら、むしろ日本への投資が減るというパラドックスが起きうる。

PTとして言えば——「ここは動かしてええけど、ここはあかん」という明確なリハビリの指示がなければ、患者さんは何もできへん。曖昧な禁止は「全部止めとこ」という萎縮につながるんやねん。
アルテミラの本当の価値
「ただの缶メーカー」ではない——EVサプライチェーンの一部 戦略物資という視点

MBKがなぜ1,300億円を投じてアルテミラを買うのか。「飲料缶が欲しいだけ」やないことは明らかや。

アルテミラの主力事業飲料用アルミ缶(P/Lの安定収益源)
真の狙いEVバッテリー・産業用アルミ部材という高付加価値領域
MBKの戦略飲料缶の安定P/Lを土台に、EV部材へポートフォリオを組み替え
アジア展開の狙いベトナム・インドネシア等の高成長市場への販路拡大
CPA的に言えば、これは「安定したキャッシュカウ(飲料缶)でファンドのリスクをカバーしながら、高成長領域(EV部材)への転換を図る」という典型的なPEファンドの手法や。

ただ、外為法をパスしたということは「アルミ缶・アルミ部材の技術は安保上の懸念が低い」と日本政府が判断したということでもある。でも、EV時代に軽量化材料のアルミ技術が本当に「安保上無関係」と言い切れるのか——ここは長期的に監査し続ける必要があると俺は思う。
「外資=ハゲタカ」という古いレッテルを捨てる時 PT的・組織のリハビリ

MBKのようなPEファンドは「ハゲタカ」やない。「結果にコミットする外科医」的な存在だ——という視点は大事やと思う。

PEファンドが組織にもたらすもの:

ガバナンスの強化数字(P/L)を徹底的に磨き上げる。甘えを許さない
グローバルな販路アジア市場へ日本の技術を「輸出」する加速装置になる
経営の専門化日本企業が苦手な「事業ポートフォリオの組み替え」を実行できる
PTとして言えば——長年の慣習で固まった組織の「関節」に、外資という強い刺激(メス)を入れて、再び自力で歩ける、いや「走れる」体質に変えていく。

「守る」だけでは筋肉は育たない。外からの負荷(競争)があってこそ、強くなれる——これはリハビリの基本原則やねん。

ただし、外科手術に例えるなら「どこにメスを入れるか」の判断が全てや。牧野フライスへの中止勧告は「ここは切ったらあかん」という日本政府の判断。その線引きの精度が、日本の経済安保の質を決める。
俺との接点
スバルがEVを減損した日に、俺はスバルのEVを待ってる 個人と国家の「全方位戦略」

ここで俺自身の話に戻る。

スバルがEV開発資産を減損し「HV・次世代ICE車にシフト」を発表した日に、俺はスバルのEV「トレイルシーカー」の納車を待ってる。この皮肉、笑えるようで実は深い話やと思う。

スバルの発表は「EVをやめる」やなくて「EV量産投資のタイミングを遅らせる。でもEVの研究開発は続ける」というものや。大崎社長は「中長期的にはバッテリーEVが主軸になるという考えは不変」とも言ってる。

俺が選んだトレイルシーカーは、そのスバルが「今できる最善のEV」として出してきた1台や。「全力投資やないけど、誠実に作った」——そういう温度感のEVかもしれへん。それでもええ。

補助金129万円を「全世界モメンタムファンド」に回すのも、トレイルシーカーを8年後に蓄電池にするのも、全部「守り」と「攻め」のハイブリッド戦略や。日本の経済安保と俺の個人戦略、実は同じ構造をしてるんやと思う。
 
結論:「守り方」と「攻め方」の線引きこそが、日本の未来を決める

外為法で技術流出の「負債」を断ち、外資の知見で競争力という「利益」を積み上げる。

でも今一番必要なのは、その線引きを「明確にすること」やと思う。「明らかにしない」曖昧な審査基準は、守りにも攻めにも機能しない——これがCPA受験生として一番言いたいことや。

日本という国も、俺という個人も、「守る資産」と「増やす資産」を明確に分けて戦略を立てる。その「仕訳」の精度が、8年後の景色を決めるんやと思う。

スバルがEVを減損した日に、
俺はスバルのEVを待っている。

これが2026年という時代の、シュールで面白いリアルやと思う。

明日を俺の力で(Asuore)

——5月の試験まで、あとわずか。

129万円の補助金を「全世界モメンタム」にぶち込む。補助金は消費するな、資産化しろ。

この記事は個人的な投資方針と見解をまとめたものや。投資判断は自己責任でお願いします。将来の運用成果を保証するものではありません。SMT全世界株式モメンタムファンドは2026年5月18日設定予定の新ファンドで、記事公開時点ではまだ運用実績がない点に注意してな。
4月13日にトレイルシーカーを契約した男が、CEV補助金の「正しい仕訳」を考えた件——そしてタイミングよく生まれた「全世界版トレカン」の話
4月13日、トレイルシーカーを契約した。
納車後に国から振り込まれるCEV補助金——129万円。

普通なら「あぁ、車が安く買えてラッキー」で終わる話や。
でも、CPA受験生としての俺の脳内B/S(貸借対照表)は、これを「消費」ではなく「投資」として仕訳した。

そして絶妙なタイミングで、俺が待ってた「あのファンド」が誕生しようとしてる。
 
補助金の正しい仕訳
補助金は「値引き」ではない——CPAが見るB/S思考 仕訳の問題

補助金を「車が安く買えた」と受け取るのは、会計的には「正しい仕訳」やない。

誤った認識(消費者目線)車体価格が129万円安くなった
正しい仕訳(CPA目線)車体は定価で取得。補助金は「別途入金された投資原資」
処理の違いがもたらす結果前者はB/Sに何も残らない。後者は資産が129万円増える
「もともと無かったはずの金」やからこそ、少しリスクを取って「未来の車の頭金」を複利で育てる。これがCPA的なリスクプレミアムの考え方や。

PTとして言えば——「急に使えるようになった筋力を、すぐ消耗するんやなく、トレーニングで資産化する」感覚に近い。せっかく手に入れた「稼働能力」を、浪費で終わらせたらもったいないやろ。
待ってたファンドが来た
5月18日設定——「SMT 全世界株式モメンタムファンド(トレカン・オールカントリー)」誕生 絶妙なタイミング

WATさんの動画でも話題になった「SMT トレンドランキング(トレカン)シリーズ」。既存は米国・日本・欧州・中国の地域別4ファンドやったけど、2026年5月18日にいよいよ「全世界版」が登場する。

ファンド名SMT 全世界株式モメンタムファンド
愛称(予定)トレンドランキング・オールカントリー(トレカン)
設定日2026年5月18日(予定)
運用会社三井住友トラスト・アセットマネジメント
投資対象先進国・新興国を含む全世界株式(インドも含む)
NISA対応成長投資枠対象(ノーロード・100円から積み立て可能)
「先進国・インドも登場!」というキャッチコピーが示す通り、既存の地域別ファンドでカバーされてへんかったインドや先進国全体を一本で取り込める設計になってる。

オルカン(全世界インデックス)が「市場平均」を狙う守りの投資なら、このトレカン・オールカントリーは「今、波に乗っている強い銘柄」に世界規模で自動で乗り換えていく攻めの加速装置や。
仕組みを深掘り
「21銘柄の精鋭部隊」はどうやって選ばれるのか モメンタム戦略の正体

トレカンシリーズに共通する運用プロセスはこうや。

ユニバース(選出母集団)全世界の主要上場株式
選定基準短期・中期・長期の株価上昇率を組み合わせてスコアリング
組入銘柄数21銘柄に厳選
リバランス頻度年4回(旬が過ぎた銘柄は容赦なく切る)
為替ヘッジ原則なし(為替変動リスクあり)

既存の米国版の組入実績を見ると、エヌビディア・ブロードコムといった半導体、パランティア・クラウドフレアといったAIデータ分野、さらにはロケット・ラボといった次世代産業まで幅広く網羅。「その時代に勝ってる産業を自動で掴みに行く」仕組みやねん。

CPA的に言えば、これは「市場監査のAI化」や。人間のファンドマネージャーが「これが良さそう」と判断するんやなく、数字のモメンタムというアルゴリズムが「今、これが強い」という答えを出す。

PTとして言えば——「今一番使えてる筋肉」を見つけて集中的に鍛える戦略や。体全体をまんべんなく鍛えるオルカンと、最強部位に集中するモメンタム——どちらが「正しい」かやなく、「目的に合ってるか」の問題やねん。
正直なリスク開示
モメンタム戦略の「光と影」——CPA受験生として正直に書く 監査の誠実さ

メリットだけ並べるのはCPA受験生として失格や。正直なリスクも書いておく。

短期のボラティリティオルカンより振れ幅が大きい(急落局面で大きく下がる)
「モメンタム崩壊」リスク相場急転換時に強い銘柄が一斉に売られる局面がある
運用実績5/18設定の新ファンド。実績はシミュレーション値のみ
信託報酬オルカン(約0.057%)より高い信託報酬0.77%?(詳細は目論見書で確認)
シミュレーション上では中長期でオルカンをアウトパフォームしてる期間が多い。でも「運用実績ゼロの新ファンドに129万円を全振り」するのは、ある程度のリスク許容度が必要や。

俺がそれでもやる理由は「もともと無かったはずの補助金」という性格上、仮に運用が振るわなくても「車が定価で買えた」という事実は変わらへんから。通常の生活費から出した資金なら、もっと保守的に考えてたと思う。
8年後の設計図
「資産の二毛作」——補助金が生み出す2つの価値 トレイルシーカーの第二の人生

8年という期間設定の根拠はトレイルシーカーのバッテリー保証期間や。その8年後、今のトレイルシーカーをどうするか——

「売らない。家の臓器(蓄電池)にする。」

2026年5月18日〜
補助金129万円をSMT全世界株式モメンタムファンドで運用開始
8年後(2034年頃)
運用益を次の車の頭金に。トレイルシーカーはV2Hで蓄電池化
さらにその先
太陽光で発電→EVに蓄電→V2Hで家に放電という自給自足サイクルが完成
PTとして言えば——「機能の再定義」の話や。歩けなくなった足でも、支えがあれば「立位を保持する」という重要な機能は果たせる。走行距離が伸びてリセールバリューが落ちた車も、「74.7kWhの蓄電池」として見れば市場価格で数百万円相当の設備やねん。

これはCPA的に言えば「資産の時価評価」の問題や。帳簿上の価値と経済的な価値は違う。同じ物体でも「何として使うか」で価値は全然変わる——これが「資産の二毛作」の本質やねん。
 
結論:補助金の129万円。「今」使うか、「未来の自由」のために回すか。

その選択一つで、8年後の景色は劇的に変わる。

「もともと無かったはずの金」を「消費」で終わらせるか、「自己増殖する資産」として回すか——俺は後者を選んだ。

そして5月18日、そのための「乗り物」がちょうど生まれようとしてる。これ、偶然やなくて必然な気がするんよなw

習慣も投資も、最初はしんどい。でも正しい方向に力を使い続ければ、必ず「複利」が味方してくれる——ブログも、勉強も、古民家の再生も、全部同じや。

補助金は消費するな、資産化しろ。
5月18日、129万円の旅が始まる。

トレイルシーカーの納車まで、5月の試験まで、あとわずか。

明日を俺の力で(Asuore)

浪費を「徳」に変える技術——習慣も投資も複利で育つ。そして「他人のお金の使い方」に口を出さへんことが、実は一番大事やったりする。

この記事は個人的な投資方針・見解をまとめたものや。投資判断は自己責任でお願いします。将来の運用成果を保証するものではありません。
世界で爆発的に広がる「Micro-Investing」トレンドと、PT×CPA受験生が考える「価値基準は人それぞれ」の話
最近、Xで「100円投資」が一種の「徳を積む行為」としてバズってる。

「スタバを我慢して100円分だけ指数を買う。これで将来の自分に徳を回した」

でもな、これを読んで俺がまず思ったのは——「スタバ飲んでもええんやで」ということやったりするわ。

「背徳感を徳に変換する」という感覚は面白い。でも、それと同時に俺が大事やと思うのが、「他人がスタバを飲むことを『もったいない』と言わへん」という視点や。今日はその両方を話したい。

 
Micro-Investingは「バズり」やなくて「世界的な経済現象」やった 市場規模で見る実態

「100円投資」世界規模の経済現象として数字に出てる。

マイクロ投資プラットフォーム市場規模(2025年)約9.3億ドル
2026年予測約11億ドル(年率18.3%成長)
2030年予測約22億ドル(さらに倍増へ)
主な成長ドライバースマホ普及・ミレニアル&Z世代の投資参入・フィンテック拡大
最速成長地域アジア太平洋(インド・中国が牽引)

Robinhood・Acorns・Stashといったアプリが数百万人のユーザーを獲得してる背景には「少額でも始められる」「ゲーム感覚でできる」という設計がある。端数を自動投資する「ラウンドアップ機能」(コーヒー代450円の端数50円を自動で投資)も普及してる。

CPAの視点で言えば、これは「資本市場の民主化」や。かつては証券会社に口座を持てる層だけが参加できた「投資」が、スマホ1台で誰でも参加できる時代になった——この構造変化は、金融リテラシーの底上げにとってもプラスやと思う。
個別株より「投資信託」という名の防衛線——俺がインデックスを選ぶ理由 独立性という名の誠実さ

「個別株で1株投資!」と盛り上がってるけど、将来CPAとして活動することを見据えると、俺はあえて投資信託(インデックス)を主戦場に選んでる。

独立性という名の「誠実性」:
公認会計士には「独立性」が求められる。特定企業の個別株を持つことは、将来の監査業務において利益相反のリスクを抱えることになりかねへん。インデックス投資なら「市場全体を買ってる」状態やから、特定企業への利害関係が生じにくい。

管理コストの最小化(ROI最大化):
個別株の分析にリソースを割くより、市場全体をバイ&ホールドする。CPA試験の勉強・リフォーム・仕事を並行する今の俺にとって、「手離れの良さ」が最もROIの高い戦略やねん。

CPA的に言えば、個別株分析に使う時間は「機会費用」やねん。その時間をCPA試験の勉強に使えば、長期的なリターンははるかに大きい——今の俺にとっては、これが最適なアセットアロケーションや。
積立投資は「メンタルの筋トレ」や——ホメオスタシスとの戦い 習慣化という機能回復訓練

「積立投資は、自分の意志でやる筋トレに近い」——これはほんまにその通りやと思う。投資と身体作りには驚くほど共通点がある。

ホメオスタシスとの戦い:
人間は変化を嫌う生き物や。新しい習慣(投資や運動)を始めようとすると、脳が「いつも通り浪費しろ」とブレーキをかけてくる。これを「ホメオスタシス(恒常性)」と言って、PTとして毎日相手にしてる現象やねん。

レップ数(反復)の重要性:
1回の100円投資で人生は変わらへん。でも、それを「自分で選んで実行した」という反復が、脳の神経回路を書き換えていく。「浪費する自分」から「未来を創る自分」への、機能回復訓練(リハビリ)なんや。

PTとして言えば、この「小さな反復」が最も重要やねん。患者さんのリハビリも、1回の治療で劇的に変わることはない。毎日の小さな努力の積み重ねが、ある地点から突然「動ける体」として顕在化する——投資の複利曲線と全く同じ形をしてる。
投資・善行・習慣——全部「複利」で育つという真理 因果応報の監査
行動の種類 性質 長期的な影響(複利)
浪費(煩悩) 短期的な負債 将来の選択肢を狭めていく
投資(積立) 経済的な徳 資産の雪だるま式増加
善行(ゴミ拾い) 社会的な徳 精神の安定・良縁・環境改善
勉強(CPA試験) 知的な徳 判断力・信頼・収入の複利

「良い習慣」をコツコツ積み上げると、ある地点から爆発的に人生が好転し始める。これは金融資産の複利曲線と全く同じ形を描く——だから「今日の100円」が大事やねん。

「他人の浪費」に口を出さへんことが、実は最も大事やったりする 価値基準は人それぞれ

ここが今回一番書きたかった話やねん。

投資をしてると「世界の物差し」が手に入る。100円を投資すれば、それが将来いくらになるかが見えてくる。スタバの700円は、30年後には何円になるか——計算できるようになる。

でも、この「物差し」を持ったからといって、「他人のお金の使い方を批評する権利」が生まれるわけやない——ここが大事やと思う。

浪費の価値観は人によって全然ちがう。

「スタバに700円」が勿体ないかどうかは、その人が「スタバで得られる体験」にどれだけの価値を感じてるかによる。その人が「今日のスタバは自分の人生を豊かにしてくれた」と思えるなら、それは正当な消費や。俺には「もったいない」かどうかはわからへんねん。

投資をしてる人間が「あいつ無駄遣いしてる」と批評し始めたら、それは「数字の物差しで人を測る」という一番ダメなやつになってしまう。

PTとして言えば——患者さんの「治療への取り組み方」に正解を押しつけないのと同じや。
ある患者さんはガツガツリハビリを頑張る。ある患者さんはゆっくり自分のペースでやる。どちらが「正解」かは、その人の人生の目標によって変わる。俺たちの役割は「正解を押しつける」ことやなく「その人が自分で選べる状態にする」ことやねん。

CPA的に言えば——「重要性の原則」や。
何が「重要」かは文脈によって変わる。ある人にとって「重要」な消費が、別の人には「浪費」に見えることがある。でもそれは外から判断できへん。

俺も今後は、他人のお金の使い方を見て「もったいない」と思っても、口に出さへんようにしよう——そう決めた。その費用がその人の人生を豊かにしてくれるなら、他人に何を言われても使っていい。それだけの話やねん。
 
結論:背徳感を「徳」へ、そして「他人への寛容」も「徳」や

「つい無駄遣いしてしまった」という背徳感を「今日は100円分だけ未来に回した」という徳に変換する——これは大事やと思う。

でも同時に、「他人がスタバを飲むことを心の中でも批判しない」という寛容さも、立派な「徳の積み立て」やと俺は思う。

良い習慣も悪い習慣も、等しく複利が働く。そして「他人への寛容さ」もまた、時間をかけて「信頼」と「良縁」として返ってくる——これが人生という壮大な監査における「適正意見」やと俺は信じてる。

今日という1日を、どんな「徳」で埋めるか。
その小さな積み重ねが、明日を切り開く唯一の道や。

他人の「徳の積み方」は、その人が決めること。

明日を俺の力で(Asuore)

【こどもの日】PT×CPA受験生が描く「20年後のB/S」〜ほんまにこの国どうなるねん?からの生存戦略〜

この記事は、理学療法士(PT) であり、公認会計士(CPA)受験生 でもある俺が、個人的な資産運用方針と社会への見解をまとめたものや。投資判断は自己責任で頼むで。
出生数10年連続過去最少・推計より17年早い少子化——それでも俺が「希望は自分で作れる」と信じる理由
今日はこどもの日。Xを見てたら「#こどもの日」の横で「#将来の不安」がトレンド入りしてて、なんとも言えん複雑な気持ちになった。

2026年 2月に発表された速報値——2025年の出生数は70万5,809人。10年連続で過去最少を更新した。
しかも、国の将来推計より17年早いペースで少子化が進んでる。

築100年の古民家 で子供たちの声を聞きながら、理学療法士(PT) として現場に立ち、公認会計士(CPA) の勉強に励む身としては、この数字は単なるデータやない。「ほんまにこの国、どうなるねん……」という危機感は、日に日に強くなってるんや。

でも今日は、嘆くだけやなくて、「だから俺は、個人としてどう強くなるか」という話をしたいと思う。

 
現実直視
「17年早い」少子化の衝撃——数字で見る日本のリアル CPA的マクロ監査
2025年の出生数(速報)70万5,809人
国の将来推計との乖離推計より17年早いペースで進行中

PT として現場にいると、少子高齢化は目の前の「リアル」や。支え手が減る一方で、膨張し続ける社会保障費。 CPA の視点で言えば、今の日本は「Going Concern(継続企業の前提)」に疑義が生じ、GC注記が必要な水準に近づいてるんとちゃうか。

「身体も国も、今のままやったらジリ貧や。」
でもな、この「17年早い」という数字は、「国が17年分サボったんなら、俺らが17年前倒しで対策を打てばええ」という、逆説的な希望のサインやと俺は受け取ってる。
PT×CPA的診断
国のB/Sが傷んでいる時こそ、個人のB/Sを強化する 処方箋としての資産形成

インフレと円安の加速で、「日本円という現金の価値」が実質的に減損してる。これはPT の視点で見れば、「栄養不足の体に、さらに高負荷のトレーニングを強いてる状態」や。

外部環境が悪化してる時こそ、自分の「基礎体力(資産)」を整えておく予防医学的アプローチが必要やねん。不安を嘆くだけで終わるか、自分を鍛える糧にするか。そこが分かれ道やで。

俺の答え
「20年後のB/S」をガチでデザインする 58歳の俺へのラブレター

20年後、俺が58歳になる頃の我が家のB/Sを逆算して設計した。 現在の種銭は約600万円 。月々約4.4万円の積立を20年転がして、5,000万円超えの資産を築く。

⚔ 攻め(成長エンジン)
NISA・投資信託
NASDAQ100・米国高配当・FANG+
🛡 守り(最強保険)
金・銀・プラチナ
評価益 約+12.5万円
🧹 倫理的クリーンアップ
日本個別株
売却予定(独立性確保 )
楽天証券 の口座では、楽天VTIやS&P500がすでに含み益100%を超えてる 。時間は最強の資産や。これをCPA 的に言えば、「自己投資という資本的支出が、将来のキャッシュフローを最大化させるプロセス」そのものやねん。
深掘り論点
「日本個別株を売る」決断の裏側 職業倫理という名の無形資産

独立性確保のために日本株を売る 。これは単なるルール遵守やない。 「自分の財産が、自分の判断を歪めるリスク」を排除するという、専門職としてのプライドや。

PT も同じや。「長く通ってもらう方が儲かる」という邪念が混じったら、治療は死ぬ。 個別株売却の含み損は、損失やない。自分の仕事に100%の誇りを持つための「のれん(職業的信頼)」の取得価格なんや。
仕事観
5,000万貯まっても、俺はFIREせえへん 自由に働くための財政的自立

俺が積立を続けるのは、仕事を辞めるためちゃう。「お金の不安」という足枷を外して、社会のために、自分のしたい仕事を一生懸命続けるためや。

PT として身体の自由を取り戻し、CPA として財務の健康を守る。 お金のために嫌な仕事にしがみつく必要がなくなれば、もっと純粋に、全力で価値を提供し続けられるはずや。 目指してるのは「逃げ」やない。「生涯現役で、社会に貢献し続けるためのパワー」なんや。
 
20年後の子供たちへ。希望は、自分の力で迎えにいくもんや。

「日本はもうアカン」って嘆くのは簡単や。でも、17年早く課題がやってきたんなら、俺らが17年早く「個人として強く」なればええだけの話や。

身体を鍛え、知を磨き、強固なB/Sを築く。その背中を見せることが、子供たちへの最高のギフトになると信じてる。

不安な未来は、今日からの行動(仕訳)一つで、いくらでも希望に満ちた未来に書き換えられる。俺はそう信じて、明日もコツコツ積み上げていくで!

20年後、大人になった子供たちと一緒に旨いもんを食いながら、
「お父ちゃんらが頑張ったから、日本も捨てたもんちゃうやろ?」って笑って言えるように。

明日を俺の力で(Asuore.com )